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8月のつむぎから・・・
8月8日には 暑い中 初めての方々お久しぶりな方と貴重な時間を共有しました。
現在の治療や体調のこと今かかえている不安などをざっくばらんにお話しました。
罹患して間もない方は治療に関しての知識をたくさん得たいと思われます。自分の病気に対して出来るだけ知りたいと思われるのは当然の事です。
治療方針が決まり治療がはじまると少し落ち着きます。すると知識だけでは自分の気持ちに合わなくなります。その時はサロンでの体験者の話が役に立ちます。検査時の不安や治療に向かう気持ちなど経験者の言葉には説得力と重みがあります。
知識や情報は必要ですが自分と同じ病気でも個々に相違があります。性格や環境、考え方生活など全く同じ人はいません。
告知後は自分はどのような生き方をしたいのかが問われているように感じます。
病気とどう共存していくかどう折り合いをつけていくか・・・。
最近知り合った前立腺がんの治療中の方は「趣味がないので毎日どうして過ごしたら良いのか・・・」と言われていました。
ずっと仕事ばかりで真面目に生きてこられた方の戸惑いは大変深いでしょう。
病気を機会に今までの生活を見直すのも重要です。
がんは長期間かかって発病するものもたくさんあります。喫煙や食生活等見直す要素はたくさんです。
これから自分はどう生きるのか、何に時間を使うのか私も考えています。
7月につむぎの参加されている方と乳がん患者会のあけぼの会の勉強会に行きました。同じ病気の方ばかりで安心感があったと感想を述べられていました。
その安心感はとても大切です。
ただ自分の病気にしか興味がないのか不安や不満を言われる参加者も多くおられました。出来るだけサロンや勉強などで同病のかたがおられて安心されたら次の段階に進まれ落ち着いて自分の生活を見つめていただければと思います。
主治医はじめ周りの医療者の多くは患者とともに治療をし支えて下さいます。
周りの方々の力もうまく利用させてもらう為にも当事者がどうしたいかを伝えられるよう落ち着いた生活を送る必要性があります。
つむぎはじめ、がんサロンではそのお手伝いをしています。
まずはご自分の気持ちの整理のため話しに来てくださいね。
コミュニケーションから
はじめませんか・・・。
国立がん研究センター
がん情報サービス

京都府がん情報ネット

日本対がん協会
